収集癖 心理

収集癖のあるひとの心理とは

オタクが文化と認識されるようになった平成の日本ですが、オタクやマニアといわれる人たちの一部は、膨大な趣味の品物を集めていたりします。

 

他人からみるとガラクタにしか見えないコレクションの数々ですが、マニアや趣味の同好の士の集まりでは希少価値を持っていたりすることも、しばしばです。

 

 

そうした品物を集めるひとたちの心理とはどのようなものなのでしょうか。

 

 

ものを集めるという行動は、昔は、美術品や芸術品のコレクターから始まったもので、美術館や博物館などは、絵画や文化財の蓄積や展示など、文化に広く貢献してきました。

 

 

そうした文化的な品物ではなく、個人レベルの収集品でいえば、壺や陶器、家具や宝石などといった高価なものから、一般のひとからすると全く価値が見いだせない日用品レベルのものまで、収集しているひとはいます。

 

 

金銭的な価値がないにもかかわらず、収集せずにはいられないひと、すなわち、収集癖のあるひとは、行動学上では、「狩猟本能」が強いといわれています。

 

 

大昔、人類が日常生活の基盤を狩猟に頼っていたころ、食べ物や衣類の原料などを集めることは、命を維持していくうえで、大変重要なことでした。

 

そうした、収集行動が、現代でも、コレクターの行動の根底にあるとされています。

 

 

これは、男性のほうが、女性にくらべて、収集癖のあるひとやコレクター気質の高いひとが多いことでも、納得できる説であるといえます。

 

 

心理学的な視点でみると、病的なレベルの収集癖のあるひとの一部では、強迫神経症との親和性が高いともいわれています。